2019年12月06日

男女ともにブラックフォーマルが基本に

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基本的な喪服のマナーを理解しておくことで、急なお知らせのお通夜や葬儀にも、服装のことで慌てることにはなりません。男性の場合は上下黒のブラックスーツが基本であり、シャツは無地の白を選びネクタイは無地の黒です。

いつもタイピンをしている人も、きらりと光るタイピンは葬儀の際には使いません。見えないからと気を抜くことなくベルトも黒を選ぶこと、足元の靴の色にも配慮が必要ですから靴もやはり黒色です。できるだけ貴金属の少ないタイプを選ぶことであり、お通夜でも葬儀でも光物を身に着けるのは避けなければなりません。

光物の装飾品は原則つけないほうがよく、ネクタイピンだけではなくカフスも付けないことです。女性の場合は和装と洋装がありますが、親族などではなく参列をするなら洋装で構いません。上下黒のワンピースやスーツにアンサンブルなどを選ぶことができますが、シンプルでできるだけ素肌を隠すことのできるデザインが好ましいです。

いずれもブラックフォーマルであること、もしも黒いスーツを選ぶとしても、学生時代のリクルートスーツの上下ではマナーに反してしまいます。香典や手荷物を入れるバッグは、光沢や派手な装飾にない黒を選び、最低限必要なものだけを入れることです。