かつては、墓参りにいくならば午前中がよいと言われていました。ついでやかけつけではなく、きちんと計画をして行うものとする古くからの考えでしょう。そこから一日の中で最も優先させるべきことという考えからきていると推測されます。午後にお参りすると「霊がつく」などと言う地域もあります。しかし、現代ではあまり気にする必要はなくなっているようです。また、現代では忙しい人が多く、先祖のお墓のそばに住む人は少数派です。ただその際には、あまり慌ただしくならないよう、お墓に眠る先祖や故人と向き合う事をできるだけゆっくりとれるスケジュールを組むと良いでしょう。
一般的にすすめられているのは、春と秋のお彼岸、8月のお盆、お正月、故人の命日、月命日などです。墓参りの際にはお線香やお花を供えるだけでなく、掃除をするのが一般的です。墓石の汚れを拭き取ったり、区画の草を抜いたりといった作業は意外と時間がかかります。明るいうちの方が綺麗に掃除しやすいです。またゆとりをもって丁寧に作業することができます。また整備されていない霊園の中には足場の悪いところもあります。暗くなると足元が見えにくいので危険が増しますから、安全面からも夜や夕方のお墓参りは避けた方が無難です。
霊園によっては開園している時が決まっているところもありますので、訪れる前には確認しておくのがおすすめです。墓参りの時間マナーは、それほど神経質になる必要はありません。大切なのはご先祖様を想う気持ちです。そのためには、あわただしいスケジュールではなくゆっくり時間をとることと、清掃などの作業効率、安全面をしっかり考慮して、いつ行くのがベストであるか決めるのがよいでしょう。
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