大安、仏滅、友引などカレンダーには六曜と呼ばれるものがついています。その1つずつに意味があり、大安や友引の日に結納や結婚式を行うと良いとされるのはよく知られています。また、仏滅や友引は通夜や葬式など不幸事の行事をすることは良くないとされています。この風習に習って考えると、お墓参りも避けておくのがマナーと感じられて当然です。しかし、墓参りに関しては実は特に決まりはなく避けるべきという日はありません。そもそも仏教とは関係がないからです。宗教や宗派によっては多少あるかもしれませんが、一般的には気にしなくてよいでしょう。
あえて挙げるとするならばお盆くらいではないでしょうか。これも「避ける日」という意味ではなく、家にいなくてはいけない日であるという意味です。一般的にお盆である8月13日は、故人をお迎えをしなくてはいけません。その後、14日・15日と火を絶やさないようにして故人を偲ぶ習慣があります。そして16日に送ることになります。この14日と15日がお墓参りをするのではなく、家に戻ってきているご先祖や故人と一緒に過ごすことが大事です。仏壇に手を合わせることを大切にしましょう。そして外出を控えて、ご先祖や故人と偲ぶことを親族や家族で行いましょう。
墓参りを避ける日は六曜的なものとしてはありません。しかし、自分が避けた方がよいと感じる場合は、行かないようにすると良いでしょう。仏滅や友引を絡めて考えることはしなくても大丈夫です。一番大切なのは何よりも供養する心がきちんとこもっているかです。お墓についたら、いきなり清掃にとりかからず、まずは、お墓にあいさつをしましょう。また、寺院墓地の場合は、参る前に本堂へ行き本尊のお参りをして、僧侶にあいさつをするなどのマナーを心得ておくことの方がむしろ大切だと言えるでしょう。
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